AI LAB / KEYWORD DICTIONARY

基礎知識

ACE(エース)とは?

Agentic Context Engineering

ACE(Agentic Context Engineering)は、LLMの重みを更新せず、指示や戦略、知識を蓄積した文脈を「プレイブック」として継続的に改善する手法です。

仕組みと使いどころ

ACEは、LLMアプリケーションで利用する文脈を固定的な文章ではなく、更新可能なプレイブックとして扱うフレームワークです。Generatorが実行内容を生成し、Reflectorが実行結果から改善点を抽出し、Curatorが既存の内容へ整理・反映します。全面的な書き換えではなく、構造化された追加・修正によって詳細な知識が失われる「文脈崩壊」を抑えることを目的とします。システムプロンプトなどのオフライン文脈と、エージェントのメモリなどのオンライン文脈に利用できます。ただし、報告された性能向上は特定のエージェントおよび金融分野のベンチマークに基づくもので、あらゆるモデルや業務で同じ効果を保証するものではありません。

ACEの活用例

たとえば、こんな場面で

例えば、業務エージェントの実行結果をもとに、成功した手順や失敗を避けるための規則をプレイブックへ追加し、次回以降の応答やツール利用に参照させる運用が考えられます。

使うときのポイント

導入時は、更新対象となる文脈、利用する実行フィードバック、各規則が評価結果へ与える影響を確認し、自社のタスクで改善が再現するか検証します。

参考資料

Paper page - Agentic Context Engineering: Evolving Contexts for Self-Improving Language Models (新しいタブで開きます)Self-improving agents, personalized chat experiences and, faster workflows in IBM watsonx Orchestrate (新しいタブで開きます)

用語の説明や活用例に関連する参考資料です。

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