01 / UNDERSTAND
仕組みと使いどころ
データは保存中、転送中、処理中の各段階で保護する必要があります。処理中データの保護では、ハードウェアベースの信頼できる実行環境(TEE)内で計算し、データの復号と処理を隔離された境界内に限定します。さらにアテステーションを用いると、想定したTEEで実行されていることを暗号学的な証拠によって確認できます。これにより、OSやハイパーバイザーなどが侵害された場合でも、処理中のデータやコードへの不正なアクセスや変更を抑えることができます。ただし、保護範囲はTEEなどの分離境界に依存し、保存中・転送中の暗号化を代替するものではありません。データが通過する各システムを含め、ライフサイクル全体で保護を検討する必要があります。
02 / IN PRACTICE
Data in Use Protectionの活用例
たとえば、こんな場面で
複数の組織が機密データを共同でAI処理する際、処理をTEE内に限定し、アテステーションで実行環境を確認する構成が考えられます。基盤を全面的に信頼しにくいクラウドやエッジで、処理中のデータを隔離する用途にも利用できます。
03 / GOOD TO KNOW
使うときのポイント
採用時は、対象サービスがTEEとアテステーションに対応するか、暗号鍵や復号処理が保護境界内に限定されるかを確認します。保存中・転送中の保護も別途必要です。
参考資料
Architecture strategies for encryption - Microsoft Azure Well-Architected Framework (新しいタブで開きます)Getting started with Confidential Computing | IBM Cloud Docs (新しいタブで開きます)IBM Confidential Computing Platform (新しいタブで開きます)用語の説明や活用例に関連する参考資料です。
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