AI LAB / KEYWORD DICTIONARY

基礎知識

Decoder(デコーダー)とは?

デコーダーは、エンコーダーが作った中間表現などを受け取り、文章や元の入力に対応するデータを生成するニューラルネットワークの構成要素です。

仕組みと使いどころ

エンコーダー・デコーダー型のTransformerでは、エンコーダーが入力を中間表現へ変換し、デコーダーがその表現から有用な出力テキストを生成します。翻訳では、入力文の中間表現から翻訳文を作る役割を担います。一方、デコーダーのみの構成では、それまでに生成したテキストを基に新しいトークンを順次生成できます。オートエンコーダーでは、圧縮された中間表現から元の入力に近いデータを再構成します。ただし、生成や再構成の結果が常に正確とは限らず、オートエンコーダーの出力も元データと完全には一致しません。役割や利用できる入力はモデル構成によって異なります。

Decoderの活用例

たとえば、こんな場面で

音声認識システムでは、エンコーダーで音声を中間表現に変換し、デコーダーで文字列を生成する構成が考えられます。翻訳では、入力文の中間表現から別言語の文を生成する用途に使えます。

使うときのポイント

「デコーダー」という名称だけで機能を判断せず、エンコーダーとの組み合わせか、デコーダーのみか、何を入力として何を生成する構成かを確認してください。

参考資料

Machine Learning Glossary  |  Google for Developers (新しいタブで開きます)LLMs: What's a large language model?  |  Machine Learning  |  Google for Developers (新しいタブで開きます)Encoder Decoder Models · Hugging Face (新しいタブで開きます)

用語の説明や活用例に関連する参考資料です。

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