01 / UNDERSTAND
仕組みと使いどころ
生成AIの判断や指示への追従は確率的であり、プロンプトだけでは操作範囲や権限を確実に強制できません。決定論的ガードレールは、AIの推論ループの外側で、IAMによる権限設定、スキーマ検証、技術的なポリシーチェック、権限境界などの明示的な条件を適用します。これにより、AIが呼び出せるツール、実行できる操作、到達できるデータを制御します。ただし、自然言語の有害性など、固定ルールだけでは扱いにくい内容上のリスクまですべて判定できるわけではありません。そのため、必要に応じてコンテンツフィルターや行動評価などの確率的な制御と組み合わせます。
02 / IN PRACTICE
Deterministic Guardrailの活用例
たとえば、こんな場面で
顧客情報を扱うAIエージェントに対し、参照専用の権限を与え、更新操作を拒否するポリシーを外部で適用する方法が考えられます。入力値はスキーマで検証し、許可された形式と操作だけをツールへ渡します。
03 / GOOD TO KNOW
使うときのポイント
まず操作、ツール、データごとに許可範囲を定義し、固定条件で表せる制約は外部の技術的制御で強制します。介入や違反を記録して定期的に見直し、内容判断が必要な部分は別の制御で補います。
参考資料
Four security principles for agentic AI systems | Amazon Web Services (新しいタブで開きます)AGENTSEC04-BP01 Implement guardrails and alignment controls (新しいタブで開きます)用語の説明や活用例に関連する参考資料です。
READ & LEARN
記事一覧を見る 用語を知ったら、活用を知る。
AI LABで、AIの動向や業務に取り入れるヒントを読む。
