AI LAB / KEYWORD DICTIONARY

数値表現・低精度計算

FP8(8ビット浮動小数点形式)とは?

8-bit Floating Point

深層学習の学習や推論を高速化するため、数値を8ビットで表す浮動小数点形式。

仕組みと使いどころ

符号に加え、指数4ビット・仮数3ビットの形式と、指数5ビット・仮数2ビットの形式がある。前者は精度を多く確保し、後者は精度と引き換えに広い値域を扱う。16ビット形式より表現精度と値域が限られるため、テンソルの値を範囲内へ収めるスケーリングが用いられる。学習と推論の高速化に利用できるが、量子化処理自体の読み出し負荷や対応機器の制約がある。

FP8の活用例

たとえば、こんな場面で

順方向では精度寄りの形式、逆方向では値域寄りの形式を使う混合設定で、低精度学習を試すことができる。

使うときのポイント

利用機器の対応状況に加え、二つの形式の使い分け、スケーリング方法、精度への影響を確認する。

参考資料

FP8 Formats for Deep Learning (新しいタブで開きます)FP8 Current Scaling — Transformer Engine 2.14.0 documentation (新しいタブで開きます)

用語の説明や活用例に関連する参考資料です。

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